Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

Good Job Cobb!!! ワイルドカードゲームを制し地区シリーズへ

 いやー2試合連続のワンゲームマッチとなった@CLEでのワイルドカードゲーム。4-0の完封ゲームでCLEを退け、TBが地区シリーズ(以下:DS)へと駒を進めました。敵地での負けたら終わりの連戦という非常に厳しい条件でしたが、勝ち抜いた選手達が素晴らしかったと思います。

 今日の殊勲は何と言っても8安打を浴びながらも6.2回で5奪三振無失点と要所を締めたCobbで決まりでしょう。映像はまだ見てないのですが、多くの被安打を浴びながらもきっちりと持ち前のゴロを打たせる投球で大一番に無失点の投球を見せました。地味な存在ではありますが、昨年から安定した素晴らしい投球を見せていて、今年は右のエースと言える存在にまでなったことがうかがえます。

 さらに剛腕Salazarから先制となる一撃を放ったデルえもんDelmon Young、第2打席には長打力を恐れられて、敬遠までされました。さらには決定打となる2点タイムリーをぶっ放したJennings。攻撃では決して主砲ではない選手達による大いなる活躍で勝利をもぎ取りました。

 そして2度にわたる敗者復活戦を勝ち抜いたTBは中1日でBostonへ移動し、宿敵Boston Red SoxとのDSを戦います。BOSとPOで当たるのは実は08年のリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)以来のことになります。その時は壮絶な7試合に及ぶ死闘の末、BOSを退け、TBがワールドシリーズ(WS)に駒を進めました。あの死闘が今回も再現されるのでしょうか。どちらにとっても非常にtoughな試合になりそうです。別にその先で負けても良いからBOSだけには負けたくない私でした。

 BOSの先発予想を見てみると第1戦@BOSがLester、第2戦がLackey、移動日なしでTBに移った第3戦がBacholz、第4戦がPeavyとなっています。さすがBOSという投手陣で経験も実力も申し分ない投手が相手になります。しかも最後は上原が待っています。そう簡単に得点できるとは思えません。きっちりと球数を消費させ、早めに先発を降ろし、上原が出てくる前に(田澤がいるけど)ここで試合を決定づける得点をしていきたいです。また、機動力よりも長打力が物を言うシリーズになるかもしれません。

 対するTBはおそらく順番的に一番手はMatt Moore。今年TBの勝ち頭だった高速左腕です。今年は勝ち運にも恵まれましたが実力的には昨年ほどのインパクトはなさそうです。しっかりと低めに投げて簡単にフライを打たさないことが重要になるかと思います。後ろにTorresやHellicksonといった長いイニングを投げられる投手が控えますから球数を気にせず初回から思い切って投げてほしいです。

 続く2戦目は中4日でエースPriceとなるでしょうか。さらに第3戦はCobbとエースを続けたいところですが中3日になってしまいますからやや厳しいか。となると新人ArcherかHellicksonというところですが、Maddonの親父さんは躊躇なく新人をぶち込むこともありますからArcherが有力でしょう。その後Cobb、そしてPriceという順番だと思います。

 最後までもつれてしまっても構わないのできっちり勝ちきって、LCSに駒を進められたらうれしく思います。