Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

インドのスポーツ

お久しぶりの更新になってしまいました。

いかんせんここ数週間忙しかったのです。

さて、先週一週間、私は仕事の関係でインドに出張に行っておりました。

初めてのインドだったのですが中々興味深い国でした。

そのインドの地では特にスポーツの観戦なんかはしていないのですが、ESPNなんかもやっていて、割とかじりついてしまいました。

と言う訳で、物凄いざっくりした感想ですが、インドのスポーツについてちょっと報告してみようかと思います。

ただし完全に個人の感想ですので、用語とか事実と違っていることがあるかとも思います。

もし気になればコメント欄にお願い致します。

まず、インドのスポーツ事情ですが、ざっと見た感じでは全体的に日本のように様々なプロスポーツや実業団があってそのスポーツで食べていける人が非常に少ないのではないかと思いました。と言うより、スポーツをする土壌が無いと言うのが実感です。

それは国としてのスポーツをさせるという余裕が無い、と言う感じです。

例えば、お金がかかるスポーツは日本と違って誰でもできる訳ではないですし、学校でも体育はそんなに盛んではなさそうです。(運動場がある学校が見当たらなかった。)

思った以上に貧困層が多く、そのほとんどは当然スポーツなんかにうつつを抜かす余裕も無く、明日の生活に精一杯、と言う感じでした。

彼らはおそらくまともに教育も受けられない状況ではないのでしょうか。そんな彼らがかなりの人数存在してます。

さらに、富裕層もそんなスポーツばかりをさせているのであれば勉学に励んでよりよい生活を手に入れようとするはずです。

なのでほんの一握りの中流階級の中でさらに一握りのスポーツをできる人々がかろうじてインドのスポーツを支えているという状況でしょう。

また、スポーツ観戦をするうえではやはりある程度の収入がないと実際に観戦することは難しいでしょうから、それもある程度限定され、少しでもマイナーなスポーツはビジネスとして成り立たず、存在すら知らない、と言うのが大半になるでしょう。

そんな中でほとんど唯一ともいえるのがクリケット

クリケットはやはりインドでは国技ともいえるほど盛んでした。

道端の空き地でも草クリケットの熱い試合が繰り広げられておりましたし、スポーツのチャンネルもほとんどがクリケットの試合を放送してました。

その放送は生でインドの国内リーグを中継するか、もしくは録画で過去のナショナルチームの試合を放送するか、と言う感じでした。

しかもスリランカ対オーストラリアのテストマッチ(多分球数の制限がある1日の練習試合)なんかも放送していて、クリケットであれば人気があるということがうかがえました。

その放送ですが、私自身がまぁ大体のルールはわかってるつもりでしたので、そこそこは楽しめました。

いくつかのナショナルチームの試合では、オーストラリアが素晴らしい攻撃と守備を見せておりました。

サンプルが少ないのでこれだけを見てオーストラリアはクリケットがインドよりも強い、とは言い切れませんが、結構高いレベルにはあるようです。

動きのベースはわからないのですが、守備範囲が広く、投げる人の技術も高い、と言うのが素人目にも見て取れました。

対して、インドのチームは正直言って守備がお粗末だったなぁ、と言う印象。確かに得点はガンガン入りますし、守備なんて(素人目には)ほとんどまぐれのように見える形でないとアウトは取れません。それだけ貴重な守備機会であるのに、そこでのエラーは野球よりもダメージは大きくなることでしょう。

いくら素手のキャッチが難しいにしても簡単なポップフライを落球したり目測誤ってバンザイしたり、ゴロをトンネルして4Pにしてしまったら、ちょっと高校野球に修行に行ってこいって言いたくなります(笑)

実際にプレーの経験は無いので実際は難しいのかもしれませんが。

ただやはりナショナルチーム同士の対戦ではそう言った細かい一つ一つのプレーに精度が求められるのはどのスポーツも一緒だと思います。このあたりの改善が行われるとひょっとしてクリケット大英帝国圏以外でもメジャーになれるのでしょうか。。。

さらにインドの国内リーグはベンガル・タイガースとチェンナイ・ライノスの試合が行われていましたが、これはナショナルチームの試合以上に緩慢な動作が多く、特に走塁(?)の際の全力の度合いが違い、戸惑いを覚えました。やはりこういうところでも1点でも多く取りに行く姿勢が大切なのかな?と。

プレーはそんな感じでした。

ただどの試合も観客は大勢入ってました。

長丁場の試合だから休みの日とかにやってるんでしょうか。。。

一回一回のプレーに沸いていて楽しそうでしたね。

應援のスタイルはアメリカンスタイルで、良いプレーにはどんどん拍手していきます。

国際大会ではチアが来てましたね。

さらに

野球と同じく毎回止まるスポーツな上、野球以上に状況のパターンが少ないので、SABAR的にデータの活用ができそうでしたね。

個人的には前めの守備で長打の失点は捨てても網の目を小さくして少しでも細かい失点を減らすようにするのが気に入りました。。。

という訳で。

あまり内容も無いですが、本日は以上です。

インドご飯美味しかった~。