Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

バーランダーおめでとう (とTBが日本人獲得の噂)

 バーランダーが今年のCyYoug 賞を受賞しました。おめでとうございます。

 あの怪物的な内容で受賞できない方がおかしいでしょうし驚きは一切ございません。満票での選出も当然だと思います。今年で言えば彼以上の投球を見せた投手は少なくともALにはいないし、彼に1位票を入れなければ誰に入れるんだ?という感想ですので。

 TBからはRaysのミスター完投11年版シールズが2位票5、3位票9、4位票8、5位票3で28人中25人から5位以内の投票をされ、66ポイントで3位という結果でした。正直CCやCJよりも上に評価されるとは思いませんでしたので、ちょっと嬉しいです。個人的な希望としてはまぁ3-5位のどっかとは思ってましたが。

 おそらくリーグダントツトップの11完投、トップタイの4完封、リーグ2位の249.1イニングの投球と、それ以外も軒並みキャリアハイの数字を出した辺りが評価されたものでしょう。

素直におめでとうは言えない感じですが(別に受賞した訳ではないので)でも、今年の成績は立派でした。来年も好成績を期待させてください。

 そして昨年の受賞者“KING”Felixには投票がありませんでした。去年よりちょっとBABIPとかが悪くなっただけで、本人が何とかできる投球に関しては去年とほとんど変わらない成績ではあったのですが。まぁでもSEAも地方球団だし、注目度は低かったのでしゃあないでしょう。

 さて、少し古いネタではありますが、日本人の情報について少し。

 まず、日ハムの田中賢介が契約を破棄して海外FAとなって、TBと契約か?という話題です。どうやらCSにおいてスカウトが一生懸命見ていたようです。

 正直な感想を言わせてもらいますと、TBに必要とされている選手ではない気がします。過去に二桁本塁打は1度だけ。足が速く、出塁率が高い、さらに守備力が近年は評価されているということはTBにフィットするのではないかとも思いますが、打率がMLBで低下することを考えれば通算出塁率が3割5分程度では厳しい様な気がしますし、盗塁は多くてもそれ以上に盗塁死が多く、70%程度の成功率では少し厳しいのではないでしょうか。さらに本職は2Bですが、TBには打てないセカンドはしょーん君、Elliot、Brignacとおりますし、打てるセカンドもZobがいます。

 もし田中賢介が加入となればZobをRFとし、JoyceはDHとなるのでしょうか。そこまでする選手ではないと思います。というかFAで金かけて獲る選手ではないのかな、と思います。今、TBに必要なのは長距離砲ですしね。

 さらにTSUYOSHI、Akiなどの成績の低下を考えると日本人の俊足型の選手はかなり打撃が厳しいことになるかと思います。

 という訳でフリードマンさんには田中賢介を獲得するにしても短い契約年数でマイナー契約位が最適だということをオススメします。私が薦めたところでなんの影響も無いですけどね。

 次に青木のポスティングについてです。TBも興味があるようです。

 まぁ落札できることはないでしょうけど万が一落札できてしまったらどうするのでしょうか。本格的にBJを放出しCFにジェニ、LFを青木にするのでしょうか。それともRFに入ってJoyceをDHに追いやるのか。

 彼の運動神経は折り紙つきです。それは間違いないですし、走れもするでしょう。しかし、TBの期待するパワーナンバー他の日本人がそうであるようには落ちることが予想されます。NPBで年間10-20HR程だったものが一桁、場合によっては0までもあるでしょう。死四球もそこまで選ぶ方ではなく、日本程の出塁率も期待できないでしょう。

 フィットはしないとは言いませんが、BJだったりジェニであったり似たようなタイプの選手が多くいるので、無理に獲る必要性も感じられません。高い金かけてまで、ですが。しかも彼は来年で30歳。ポスティングで使った分の費用まで回収できるよう、ポスティングでの移籍の場合は長期契約になりがちですが、かなり危険な香りがします。まぁ他球団を牽制するという意味での入札はかなりいいと思いますが。

 という訳でTBが獲得を噂されている日本人はどちらもまぁフィットしなくはないけれども高額な年俸払ってまで入団させる必要性は無いかなぁ、という感じですかね。

 今日はこんな感じで。大分ネタが尽きてきた感が…