Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

~妄想~ TBに関する提案

ご無沙汰しております。STも始まり、まだまだ寒くて布団から出たくありませんが徐々に球春の足音が近づいてきた気がします。

 そんな中で、今年のTBへの提言を一つ。今回はなんのニュース的なソースには頼っていませんし、完全に妄想の世界なので、突っ込みどころは満載だと思いますが、ま、一つの意見として。そんなものつきあってられっか、という方はこれより先をお読みになる前に戻るボタンを押してください(笑)

 結論から言うとシールズをクローザーにしてしまえばいかが、というしょうもない提案です。と、てきとーな妄想で考えてみたのですが、実現性はともかく、結構おもしろい考えなのではないか、と思いました。理由を列挙して見ます。

 まず現状のTBの投手陣を見てみるとご存じの通り先発陣は他のチームが泣いてうらやむほどの陣容となっています。二桁を計算できる投手だけでシールズ、プライス、ムーア、ヘリクソン、デービス、ニーマンと6人もおり、コブ(本当はタイ・カッブと同じスペルですけどこれで馴染んでしまったので)もフルシーズンで登板すれば、昨年9登板で6つのQSなどからすると20のQS、8-13勝くらいは期待できる内容でしょう。という訳でこのうち誰かがリリーフに回ることになります。

 逆にTBの中継ぎ陣を見るとクローザーのファーンズワースがいて、昨年良かったペラルタ、左腕のJP、マギー、ラモス、補強したロドニー、バーデンホップ、ルーキー、若手のゴームズと頭数だけはそろっていますが狙って三振を取れる投手が少なく、どうも今年も先発陣に大きなお世話になりそうな感じ。

 そこで狙って三振を取れるシールズを中継ぎ、それもクローザーにしてしまおうという妄想。どうせ先発があぶれてリリーフに回るのであればいっそ一番いい先発を中継ぎにして火消し役としてしまおうではないか、という魂胆です。中継ぎに回ることが濃厚なのは本来であればニーマン・デービスかひょっとして程度で昨年の新人王ヘリクソンでしょう。ところがこの御3方、狙って三振が取れるとはとても言い難い成績です。もっともヘリクソンとデービスに関してはマイナー時代はかなり高い奪三振率を誇っていたので短いイニングに限れば違った結果になるのかもしれませんが。どのみち大きな結果を期待するのは酷かもしれません。それに比べてシールズであれば奪三振8台は期待できますし、短いイニングであればなおさらです。

 本当は08年にリリーバーの経験があるプライスでも、ムーアでもいいのですが、いかんせんシールズに関してはFAが間近でオプションを残しても14年までしか保有できません。そしてシールズクラスであればFAになった時にTBが残しておける可能性は0に近いでしょう。そう考えるとシールズにはかわいそうですが、より即物的な考え方をしても「チーム編成としては」問題が無い訳です。

 そしてスタミナもあるシールズであればイニングをまたいだ救援など、かなりフレキシブルな起用も可能になり、先発・中継ぎともに負担を減らすことができ、しかも何ともいえない成績ながらイニングイーターとしてはしっかり働けそうなデービスやニーマンを救援で起用することを考えなくて良くなります。また、先発の誰かが故障で離脱したとしてもシールズを先発で起用することで対応が可能です。

 さらに昨年キャリアハイとなる249イニングを投げるなど5年間で1102.1イニングも投げているのでそろそろ怪我が怖いお年頃ということもあり、中継ぎであれば投球回数はかなり制限できるのではないか、という考え方もできます。

 また、11年は非常に良い成績を残しておりましたが10年は被安打も被本塁打も多く、そのような成績に逆戻りされたら敵わん、と思うところもあります。

 逆に欠点としては昨季249イニングを投げ、16勝、リーグダントツトップの11完投、WAR4.9を記録した右のエースがいなくなってしまうこと。さらにシールズ自身がほとんど中継ぎの経験がなく、メジャーでは10年に1度あるだけでしたので、調整等が上手くいかないことも考えられます。さらに元々与四死球は少ないものの被本塁打が多い投手ではあるので、少しでも被本塁打率が上がれば、クローザーとして試合を崩壊させる原因にもなりかねないかもしれません。

 という訳で欠点が多いですが、まぁ即物的な考え方でそれを試しても良いのかもしれません。あり得ないですけどね。

 現実的にはデービスをリリーフに回すのではないのでしょうか。昨年まで壊滅的な奪三振率ですが、短いイニングならマイナーレベルとまでは行かないにしろ及第点くらいまでは戻るでしょうし、リリーフで結果が出れば長期にわたって確保してるのでしばらくクローザーに不便しないかもしれませんし。

 以上、ただの妄想記事でした。