Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

獲得しちゃった。。。

 さて、試合のない日なのですが、とりあえず反応だけはしとこうかと思いまして。どうやら松井がTBとマイナー契約を結んだようです。詳しい年俸等はわかりませんが、TBの貴重な戦力として参加してくれる事が決定したそうです。

 しかし、、、彼に本当にポジションはあるのでしょうか。正直膝を悪くし、スピードもなく、肩も衰えてます。これは年齢もありますし、仕方が無いのですが、日本のファンが期待するような特大のホームラン連発という事は考えられないでしょう。

 さらにTBの外野の布陣を見ると、LFは不動のリードオフ(と言う事になっている)Jenningsがおり、CFは同じく5ツール型プレーヤーのB.J.Upton。RFには強肩を誇るJoyceが基本的に座っています。元々猫の目打線が売りのTBですが、左腕が苦手なJoyceを下げてRFには超絶守備のZobristが入ったり、Elliot、Keppinger、Sean Rodriguez、(Brignac)の遊撃手4兄弟が外野を守る事ができたりします。DHには通常休養の選手が入ったり、そうでなければLuke Scottが通常はDH。ついでに彼は外野も1Bもこなせ、パンチ力が有り、左打ちで、(ついでに怪我が多いところまで)松井にそっくり…というか上位互換選手の様な感じがします。

 そうなんです。今年は1Bのぺーな(Carlos Pena)、DHのスコットを補強したことによりTBは層がそこそこ厚いチームになってしまっているのです。

 しかもTBの本拠地トロピカーナフィールドは人工芝。人工芝が苦手な松井はなおさら守備につく機会が無いのではないでしょうか。。。

 じゃあ松井の出番ねぇじゃんかってなりますよね。松井は左腕だって苦にしないんだぜってファンの方は必ず言います。もちろんわかってますがそこは監督のイメージが先攻してしまうのでどうこう言うことはできません。特にマドンの親父は松井を起用する事よりも勝利を目指す方が優先するはずですので。もちろん松井の復調が勝利への近道だというのであれば当然、我慢の起用もあると思いますが、これまでのマドン監督の起用法では無さそうですね。。。いきなりそんな松井が信頼を勝ち取れる訳無いですし。。。

 話が横道にそれました。松井の起用法ですね。もう単純明快です。「代打」。これだけでしょう。もちろん怪我が多いScottの代役(というか保険)としても考えられますが、ほぼDH専任なのですがぺーなやJoyceもそこそこDHにしたい事を考えると毎試合先発は考えにくいです。。。なにせDH制を敷くALでは随一の代打起用回数を誇るマドンの親父。しかしTBには信頼できる代打が少ないのも事実。例えば代打で起用したくてもJ.Molinaやケッピンジャーしかいないという状況。特に一発長打で状況を打開できる打者がいないのです。現時点でOAKからクレームしたAllenとかその程度。そこで実績も有り、四球も選べ、左腕も苦にしない松井の加入はそういう意味では心強いものがあると思います。

 また、正直な話として怪我の不安が少ないデーモンのほうがまだ良かったのではないでしょうか。。。ま、年俸の関係や衰えたとはいえJapan Moneyを考えると松井でも良かったのかもですね。

 ほとんど速報の状況ですので詳しい成績とか見てないのでアレですが、正直あんま期待しないで見守って行きたいと思います。あわよくば昨年のダン・ジョンソン様の様になりますように。。。

PS 友人からの指摘で気づきましたがTBではマット・ムーアが背番号55をつけています。さすがにローテを守っていて長期契約で囲っている将来のエースから背番号を奪うことは考えにくいのですが、どうなるのでしょうね。