Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

結局タンパの打撃が好調なのかトロントの投手が悪いのかわからなかったが、タンパの投手が良くなさそうだということは確認できたシリーズ

 今日はもうこのまま、タイトルの通りです。TBの打撃は絶好調!!Loneyは規定打席に乗せると一応は現時点での首位打者へ。バットが振れているのも有りますが、体勢が悪くなってもきちんとバットの芯にボールを当てていることが好調の秘訣でしょうか。主砲Longoも期待を裏切らない打撃が続いております。Kelly Johnsonも好調でLoney同様左腕相手にもバットをきちんと振れている様子が伝わってきますし、出遅れていたScott次長もHRが出るなど悪くない打撃を見せています。

 その甲斐もあって、このシリーズは7点、4点、10点、5点とここまで平均6.5得点をTOR投手陣から奪うことに成功しています。

 その一方でやはり問題は投手陣。TBはいくら好調を維持していると言っても打撃は基本的には非力なチームですから今後PO争い・優勝争いに絡むためには何としても投手陣の復調が必要な訳です。

 そんな投手陣は8失点、6失点、4失点、4失点と22失点をしています。特に問題は最初の2試合。5/6はMcGeeがHRで2失点、Farnsworthがアウトを取れずに降板すると右のセットアッパーPerltaまでが失点、そしてクローザーRodneyもHRを浴び、逆転を許す最悪の展開。勝ちパターンの投手全員が失点して7点差をひっくり返されるというやってはならないことをしてしまいました。続く5/7も全く同じと言える展開でMcGeeが被本塁打で迫られ、Farnsworthが炎上し、Peraltaが逆転を許す。まるで昨日のリプレイの様でした。諦めた翌日はとうとうWright、Ramosの2名(しかも負けパターンの投手)で4イニングを逃げ切るという荒業に出ました。もっとも点差がついていたので多少の失点は気にしなくても良いシチュエーションではありましたが。

 やはりリリーバーの炎上は良くない問題です。現在、僅差で自信を持って送り出せるリリーバーがいないという状況にまでなってしまっています。McGeeは特に問題ですね。12イニングに投げて19安打15失点。防御率11.25。四球も8つ与え、被本塁打はなんと4本。とんでもない数字が出ています。確かに18奪三振は立派ですし、HR/FB28.6%、LOB%56.1%、BABIP.441、xFIP3.68という数字からすると気の毒なほどの貧乏神を背負ってしまっています。

 しかも他の与四球以外のスタッツも悪くない。コンタクト率75.4%は昨年同様で悪くない数字だし球速だって2シーム・4シームともに95mphを超えています。カッターの動きも悪くない。。。ただ、やっぱり問題は基本が速球系だけに合わせると飛ぶし、狙いも定めやすいってことなのかもしれません。ここいらを治すのは手っ取り早いのはカーブやチェンジアップの習得ですがそんなのは球団は百も承知でしょうし、そんなんで治ったら世話は無いですよね。。。ったくどうしたもんだか。。。

 愚痴ついでに言うと、TBに対しての明らかに不利すぎる判定…というか誤審はやめてほしい。5/6の試合ではTBが7点取った後、そもそも序盤に異常に広かったストライクゾーンがどんどん狭まり、後半にはTBの投手陣が投げると全然ストライクに判定されず、変化球だったら問答無用でボール、みたいな感じで反撃のきっかけを与えてしまったとも言えます。5/7、5/8と2試合連続でマドンの親父さんが退場になっています。

 5/7は1点を先制された後の無死13塁で打席にはMolinaおぢさん、サードランナーは俊足イケメンのしょーん君。ここでMolinaはスクイズ。明らかにしょーん君はベースの端を触れていたにも関わらず判定はノータッチ。捕手もノータッチで、オーバーランしたしょーん君はあえなくタッチアウト。映像で見ても、またベースをかすめた砂の跡を見てもどう見てもしょーん君は同点のタッチをしていたはずでした。これに激高したマドンが退場になります。

 5/8はもっと酷かったですね。勝ったから良かったけど。6-2でリードしている6回の表、先頭のIzturisが2球目をスイングすると自打球でファールの判定。Izturisの演技勝ちと言えるのかもしれませんが、どう見ても打球は身体なんかには当たらず、一度ファールゾーンで弾んでから回転の関係でフェアグラウンドを転々としました。これにMaddonが抗議をすると一発で退場。ほとんど反撃をする暇も有りませんでした。さすがに何日も連続してこういった判定をされるとみてる側もイライラしてきますね。球審もプロなんだから、誠意をもって対応してほしいとは思います。TBはNathanの300セーブ達成の時の疑惑の判定もありましたし、疑惑の判定が多すぎますね。ここらでも貧乏くじを引いてしまっているのか。。。

 地区最下位相手に何とかホームで負け越しを阻止できてほっとしたような、もっと望みたいような。。。それでも彼らはもっと輝けるはず。