Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

6連勝ぉ!!!とTBの傾向と対策

 久しぶりにHappyな気分になれそうです。TBは今日ホームに強敵・そして直上のBOSをホームに迎えてのシリーズとなりましたが、見事な集中打を4回に見せて試合をひっくり返すと、以降先発MooreからMcGee、Peralta、Rodneyと鉄板リレーを見せて逃げ切り。完璧と言える試合展開を見せました。最後を締めたRodneyは3者連続三振。ようやく投手陣もエンジンがかかってきた展開と言えるのでしょうか。

 これで最大5あった借金も完済したどころか一気に貯金2まで持ってきました。ここからさらにBOS、BAL、TOR、NYYと同じ地区のそして強敵たちとの試合が待っています。それを前にしての調子の上昇は良い傾向だと思います。そしてMooreは7勝目で負けなし。やるねー。Price以上に左のパワーピッチャーという感じがして大好きです。ちょっと疑問なのはMoore降ろした直後にMcGeeはどうなんだろうかと。同じように速球が決め球の左腕でしかもアングルも似てるし、球速も95+mphというところまで似てます。そしてMoore以上に決め球が無いMcGee…相手にしてみれば慣れ親しんだ投手が速球しか投げなくなった様に思えるのではないでしょうか。だったらまだPeraltaを間に挟んだ方が良さそうだなぁと思うのです。McGee自身、調子が悪い訳ですしね。今日も2四球で、無失点で抑えられたのはラッキーという感じでしょう。相手の先発がラッキーなだけに(失礼)。

 さて、今日もそうだったのですが、最近のTBにはある一定のパターンがあります。それは…得点の入るイニングが少ない!!!これ、平均がどれくらいとか調べたわけじゃないし、それは数字を扱うブログとしてどうなんだって気もしますが、ほっといてください。今日は4回に5得点しましたが、それ以外のイニングでは0、こういったあるイニングでの集中打でビッグイニングを作って逃げ切りを図るのが今年の良くあるパターンになっています。逆に言うと他のチームはビッグイニングを作らせないことが重要になってくるのではないでしょうか。燃え出したらさっさと先発を引っ込めるとか。

5/6 TOR戦 3回に7得点(逃げ切れず敗戦)

5/7 TOR戦 2回に4得点(逃げ切れず敗戦)

5/8 TOR戦 6回に4得点

5/10 SD戦 7回に4得点

5/11 SD戦 2回に6得点(逃げ切れなかったもののサヨナラ勝ち)

5/14 BOS戦 4回に5得点

 ざっと5月以降の試合をまとめてみましたがこんな感じでしょうか。これらの試合で他に点が入ったイニングが複数回あったのは10得点を挙げた5/8だけ。5/6、5/7、5/14は他に得点できたイニングはないし、5/10、11も他に1イニング、得点があったのみ。ビッグイニングさえ注意すれば割と簡単に抑えられるのがわかるでしょう。

 今までのTBはここが5点とか6点ではなく1点とか2点。そしてその最少得点差を逃げ切っての、じりじりするような展開が多かっただけに、今年の(そして長年の)打撃力向上策が実を結んだとも言えます。Loneyが一人で大爆発してるのももちろんなのですが、Scottも好調、Kellyもパワーとしぶとさを発揮していて、彼らが対左でもそこそこできていることも大きいでしょう。LongoやZobの旧来からの主軸はいわずもがなです。

 ここで投手力が調子を取り戻すとどうなるか…はい。手を付けられなくなります。TBが目指すはここになります。今日の勝利はそういった意味でも会心の勝利という感じではないでしょうか。監督にすることが無いですけど。願わくば…ここで打撃陣の調子を維持してほしいなぁ。

 という感じのお気楽記事で今日はおしまいにしたいと思います。今後は変化球のお話、接触プレーに対する記事再び、それからP/Oについての発展版、などを考察していくつもりです。