Alex Torresの起用法はどうなる??
TBは連敗を避ける形で何とか上位陣に食らいついて行ってますが、状況は全く良くないです。頼みの綱だったMoore、Cobbまでもが炎上をはじめ、頼れる投手が全くいません。逆に去年は1人もいなかったのではないか、とも思う打率.250以上の打者がスタメンにずらりと(ジェニさん以外)いるところを見ると打撃は好調の様な気もしないでもないですが、決定的な得点を逃す様子を見てると、最後の一押しが足りない印象を受けます。
ローテの様子を見てみると、現時点でトップがMoore、続いてCobb、Hellickson、Hernandez(Carmona)、Archerという感じで、Priceの代わりに入っていたOdorizziはColomeを挟んでArcherと入れ替わりという形ですね。まさか2年前の新人王がチーム最古株のローテ投手だなんて…。
そんな若くてついついうっかり炎上しちゃう先発投手陣に必要なのは崩れたゲームを立て直す優秀な第2先発ですよね。。。そんな頼れる(?)若き第2先発をつとめるのがAlex Torresです。ここまで6試合に登板し、13.1IPで被安打3、奪三振18、与四球3という非常に上質な投球を魅せています。また6試合すべてが救援登板でうち4試合が2イニング以上の、2試合は4イニングにもわたるロングリリーフの登板となっています。
Alex Torresの立場は今後どのようになるのでしょうか。基本的に彼はここまで先発投手としての育成がなされてきました。これまでマイナー153登板のうち130登板までが先発投手としての起用でした。しかしながら11年にMLBデビューをすると4試合を救援、12年もマイナーで8試合救援登板するなど、救援投手としての適性も試されています。
平均球速が92mphにも達する左腕投手ですからチームとしても先発で起用したい思惑はあっても良さそうな物ですが、Archer、Odorizzi、Colomeと次々と若手が開花しているTBでは先発の枠が無い恐れがありますから、誰かが中継ぎ・クローザーへの道を歩んでもおかしくはありません。Wade DavisやJake McGeeというお手本もありました。
とはいえ、やっぱり高速奪三振系のサウスポーは先発で使いたいな、というのは私の偽らざる気持ち。Odorizziなんかがむしろ中継ぎ適正ありそうな気もしたんですけどね…短いイニングならきちんとMLBで抑えられるし。
そんなん言っても来年にはMoore、Cobb、Hellickson、Archer、Colome、Torresと先発枠を溢れる候補者数になりますが。。。(だからさっさとHellicksonは諦めてリリーフにしちゃえばよかったんだよ…)
とまぁ今日はこんな感じで…。
あ、ドラフト、TBは良かった、なんて話を聞きますが、逆にスタネックやシウフォがあの巡目まで残ってたのは地雷な様な気がしてならない。。。どちらかでも当たれば良いのですが…何せドラフト戦略の下手さには定評のあるTB。今まで成功してきたのもたまたま一番良いピックがあったからでしょ?という状況ですので。。。