一体何人の得点圏のランナーを見殺しにすれば良いのか…
一つの山場だと思われたホームにBOSを迎え入れた3連戦。結果は壮絶な延長戦に1点差ゲームもありながら結局1勝2敗と負け越した形で終わってしまいました。全体的に打線はよくバットが振れていますし、球を見ることが出来ているでしょう。3戦で19四球と33安打は非常に立派だと思います。しかしながら結果負け越してしまったのはほんの少し、相手に運が良かったことの積み重ね、なのではないでしょうか。もちろんRodneyが回またぎで炎上とか余計な采配も無い訳じゃなかったですけど(延長戦とはいえ)、全体的にはTBの打線は好調と言っても問題は無いでしょう。
じゃ、なんで負けたんだって言われれば、もう間違いないですよ。TBの十八番、チャンスを作っても点を取らない攻撃が炸裂したからに違いありません。得点圏打率、確かに日本では重視する指標ではありますが、SABR的にはいわゆる「運」によるノイズが大きすぎる上に、本当の意味でクラッチな打者はいないとされていますから否定されている指標でもあります。とはいえ、やっぱり得点をとるなら得点圏で打たないと効率的に点には結びつかない訳で…そういう意味で運が無かったTB、ということですね。
じゃどれくらい運が無かったかというと…
6/10
総得点:8
得点圏で見殺しにした打者数:9
得点圏での打席数:18
得点圏での安打:3
得点圏での得点:4(暴投含む)
6/11
総得点:8
得点圏で見殺しにした打者数:5
得点圏での打席数:11
得点圏での安打:3
得点圏での得点:3(押し出し含む)
6/12
総得点:1
得点圏で見殺しにした打者数:6
得点圏での打席数:8
得点圏での安打:0
得点圏での得点:0
3試合で20人もの得点圏のランナーを見殺しにしてたらそりゃあ勝てません。そして3戦で9本もの本塁打を打ちながらソロ8本、得点圏でのHRは0です。そりゃあ勝てません。全くこういったことが本当に運が無いというのを表しているかと思いますね。どの試合も勝てた試合だけに本当にもったいない、と思うのは私だけではないでしょう。。。これだから上位に進出できないのですが、本当に「不運」でPOを逃したりしたら悔やんでも悔やみきれません。
ファンとしてももっともフラストレーションがたまるシリーズとなってしまいました。
頑張Rays!!!