Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

レジナットはタンパの星だから☆

 プレーオフは終日熱い戦いが繰り広げられていますね。ああいった場をファンとして観れなかったのは残念ではあります。来年こそ、08年以来となるリーグ優勝、そしてドアマット時代は夢のまた夢であったワールドシリーズ制覇、そういう夢を暖炉の前で語りたいですね。

 という訳で選手アナリシス&その他諸々について調べてまとめていきます。最初は誰にしようか非常に迷いました。休止前の最初はMannyだったのは置いといて、一昨年はPriceでした。昨年もPriceでした。じゃあ今年も…とはいかないですね。今年は表題にもあるとおり、TB傘下のマイナーリーガー、Leonardo Reginattoにしたいと思います。これが誰かと言いますと…そうWBCブラジル代表の三塁手です。日本戦では3安打2打点と大暴れだったのを覚えている方も多いかと思います。

 そんな23歳、ブラジルはクリティーバ出身の若者がどんなプレーを今年見せたのかを見てみましょう。

 まずはお馴染みのスタッツです。今年はxBABIP(ちなみに07年データを基準にします。)を導入しようと思うのですがFGではマイナーのBatted Ballが公開されていないので彼には無し、とします。

 基本的なスタッツを見てみます。今年はTBのA、ボウリンググリーン・ホットロッズ(長い名前だ)でシーズンを過ごしました。その結果、112試合466打席と多くの打席を経験することになりました。本塁打1本と相変わらずパワーレスではありました。盗塁も11盗塁はともかく7盗塁死、成功率61.1%とこちらもイマイチな数字です。逆に58三振に対して43四球というのはかなり良い数字なのではないでしょうか。

 続いて率関係のスタッツも見てみましょう。

 昨年まではA-級にいて、今年はAに昇格したにもかかわらず、大半の数字がかなり向上しています。特にBB%の向上は良い傾向です。それまではかなり早打ちの傾向が見て取れましたが、TBの野球選手っぽく我慢強さが見えてきていると言えるでしょう。

 しかしながらBABIPを見ると過去でも例が無いほどの高率をマークしている.370となっていて、運が良くなった、ともいえる成績の様に思います。とはいえスピードの貢献、や得点への貢献はリーグ平均を超えています。SSの選手として考えた場合は十分な数字に見えますし、来年以降、ステップアップしていく際にも重要になるかとも思います。

 しかしながら年齢は既に23歳。来年には24歳になります。もうちょい良い成績を残さないとなかなかこれ以上のリーグでは使ってもらえないんじゃないかと心配をしてしまいます。

 WBCでは非常に良い成績を残してくれましたし、足もあります。守備も現在はSS兼3Bですので、将来的にはTBでも空きがあるSSを狙えるでしょうか。ユーティリティーよりもどこかの内野で使ってあげたいと思わせる選手ですね。

 TBの未来は彼が背負っています☆WBCの様な活躍をMLBで見せてくれると嬉しいですよね。