Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

イラン野球の旅 4日目 Semnanでの野球教室 その2 +おまけ

 またしても間が空きましたが、イラン野球の旅4日目です。今日も、昨日と同様にSemnanの街のグラウンドで子供たちに野球を教えます。はっきり言うと昨日と全く同じ時間割です。

 が、昨日と変わったことが。時間に着くと、既に子供たちが集まってアップしています。明らかに子供たちのやる気が変わってきた感じです。ここら辺の指導力はさすが色川監督です。

 そしてミーティング。しっかりできていることを褒め、そしてさらなる課題を与える監督。

 今日はまずはノックして昨日の復習。

 そしてフリーバッティングをします。

 まぁ見ればわかるんですが、バッティングというのは非常に難しい、複雑な動作を要求しているのだということがよくわかります。そこら辺、いまだに結構な子がそれなりなスイングをする日本とは野球の根付き方が全然違いますね。

 また、バットも足りなくて、明らかにまだまだ体の小さい子も大人のバットを振ります。だからパワー負けしちゃったりすることも。道具が足りないというのはこういうところにも影響を及ぼしたりします。

 最後はミーティングしておしまい。大人と交代します。

 んで、成人チームは昨日怒られただけに、今日はしっかりとアップを始めていました。投手陣には長距離でのキャッチボールをさせながら、野手陣には守備練習。特にバントシフトの練習を入念に。

 んで、記念撮影です。

 そしておまけはイラン一(?)美しいフォームで投げる男の子。この子4歳くらいなんですが、下手な10歳児なんかよりもはるかに良い球を、見よう見まねと言うか、独自開発したというか、そういうフォーム(?)で投げてきます。この写真は美しくて、どこのプロ野球選手だ?って感じです。とても4歳児のフォームとは思えません。元々運動神経が抜群の子で、みんながアップでジョグしてる中、一人で逆立ちしながら歩き回ってました。こういう子がきっちりスポーツできる様な社会にイランがならないといけないですね。。。

 そんな訳で4日目が暮れていく…と思いきや、翌日の飛行機が11時→18時と遅れることが伝えられた。なんじゃそりゃ?それがイランの航空事情だそうで、そのためSemnanをお昼に出発することになりました。

☆本日のおまけ のおまけ

 Zobさん、EscobarがOAKへトレードされていきました。これについてはあちこちで報道されているので良いでしょう。Zobさん放出については異論もあるかとは思いますが、それでもあの年俸を払いきれなかったのは事実。また二人とも衰えが見え始めていたので、売るなら今、と言う感じです。

 一方、獲得したのは戻ってきた1番キャッチャーJasoとRobertson、Powellのプロスペクト2名。いずれも選球眼が良い選手で、Robertsonについてはパワー面での期待もされています。この二人の成長には期待をせずにはいられません。

 Jasoは大好きな選手です。以前は1番での起用が多かったですが、今年は打順の真ん中かそれより後ろが多いのではないかと思います。パワーについては「TBの選手にしてはある方」ですね。5番DHなんかが多くなるんじゃないかと思います。やや不安なのは去年急にBB%が落ちたこと。ここは何とか戻って欲しいところです。ちなみにZobさんは放出されましたが、Jasoも一応08年のTBを知っている世代。当時は日本語で「ヤソ」と発音されてたのが懐かしい。Balfourと並んで出戻り08年世代ですね。OAK時代のプロテクターがかっこよかったけど、TBでマスク被ることはあるのでしょうかね。。。

 それにしてもTBとOAKの選手の使いまわしは多いなぁ(笑)