Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

今年もクローザーは彼で決まり…たぶん

(目的/動機)

 昨年、クローザーとしてTBで大活躍だった彼。今年はどうなのかなぁという。

(方法)

 いつものテンプレ(笑)に成績を打ち込み、それを眺めます。次にそれでちょいちょい考察していき、最後にいつもの選手成績予想システムseriseri(今のバージョンはわからないけれどもVer. 1.3.0くらい、という名のただのエクセルファイル)に放り込んで出てきた数字を眺めてみます。

 ↑手抜きという。

 ↑いつもそうじゃないか。

(結果)

□01

 15年は先発兼任で13先発30救援であったが、昨年は0先発57救援で完全にリリーフ専任。Boxbergerに代わってクローザーとして37セーブを挙げた。

□02

 奪三振71で15四球とバランスが良くなった。被本塁打6は多いが、失点12にとどまっている。

□03

 奪三振率11.28、与四球率2.84、K/BB4.73はいずれも優秀である。被本塁打率は低くはないが、昨年は全体的に本塁打は飛び交ったシーズンだった。

□04

 防御率は非常に優秀。ただし、FIP、xFIPとの乖離はある。とはいえ、xFIP2.75はこれも優秀と言える。LOB%93.0%は奪三振力が高いことを考えても、明らかに高い。

□05

 16年はBABIPもxBABIPと比較するとかなり低い値が出ていた。

□06

 LD%が極端に高いのは例年の事である。一方昨年はゴロ系が加速し、GB/FBは1.59と高い値が記録された。フライは29.7%と非常に少なかったが、HR/FBは14.6%と高く、IFFB2.4%と低かった。

□07

□08

 変化球は過去にはスライダー以外にチェンジアップ、カーブをそれなりな割合で投げていたが、リリーフに専念した昨年はほぼ速球とスライダーのみの投球であった。また、球速もリリーフ専念ということもあり、若干だが速くなっている。

(考察)

 いやはや。昨年は驚きの大活躍でした。決してセーブ数詐欺のようなB〇xBerger(隠せてない)や澤〇とは違いますね。

 この理由は大きく二つ。一つはリリーフ専念したこともあるのでしょうけれども、成績が急上昇したこと。三振率を急上昇させ、与四球率を下げたことがそれで、結果的にK/BB4.73は素晴らしい数字でした。結果、イニング当たりの投球数も減っています。もう一つは運の要素が軒並み好調だったことで、HR/FBだけはちょっとアレですが、LOB%93.0%、xBABIP-BABIPの+0.029は再現はほぼ不可能でしょうね(笑)サンプル数が少ないリリーフとはいえ。被本塁打6で失点12って。。。どんだけピンチに強いというのか。

 つまり昨年の実力を再度発揮してもよほどでないと、昨年のような失点の少なさにはならないのではないかと思います。

 打球傾向はかなりユニークな投手ですが、それが加速した感じはあります。LD%の高さがあるのでxBABIPが高く出るのが一つですね。これはもう毎年の傾向と言えるかもしれません。一方で、元々ゴロ系寄りのニュートラルな投手でしたが、昨年はゴロ系が加速して、完全なゴロ投手と言えるレベルになっていました。でも、高い被本塁打率。これはまぁ明らかにHR/FBの魔力なのでしょうね。一方で内野フライが非常に少ないのを見るとフライに関しては当たれば大きく飛ばされる傾向があるように見えますね。

 今シーズンに関してはこの傾向が維持されるのではないでしょうか(リリーフは変わらずなので)。

 投球スタイルは大きく変わった投手でして、今までは4球種あったのが完全に2球種だけになりましたね。一応カーブやチェンジアップを投げたことになっていますが、これは球速見ても、スライダーが変に分類されただけでしょうね。860球しか投げてないし全体で。

 球速はちょっとだけ上昇しましたね。まぁリリーフ専任はそういうことなのでしょうね。

(まとめ)

・三振と四球のバランスが良くなり、好成績に結びついた。

・でもLOB%とBABIPも良くて、幸運でもあった。

・ゴロ系の投手にシフトしてるも、LD%の高さは相変わらず。

・でもHR/FBは高く、IFFB%は低いので、フライは飛んでいく。

・球種は減らして、現在は速球とスライダーだけ。リリーフモードである。

58G 57.1IP 61SO 20BB ERA3.45 FIP3.20 xFIP3.09 HR5 H49

 

 ふむふむ。まぁこんなもんじゃないでしょうかねぇ。これくらいの成績を残せたら上場でしょう。

(感想)

 Colome良いですよねぇ。昨年はさすがに出木杉だと思いますが、多分今年もそこそこやってくれそうですし。リリーフで中々安定感あるのが少なくなってしまったRaysですが、その中でも数少ない計算できるリリーフだと信じています。

 まもなく、開幕。今年も一生懸命がんばRays!!!(久しぶりの奴)

☆本日のおまけ その1

 今年もやってきましたファンタジーの時間。実は機材トラブルでドラフト参加できなくて(泣)ようやくチームを編成しなおした感じです。今年のロースターは現状こんな感じ。

C Yasmani Grandal

1B Freddie Freeman

2B Matt Carpenter

3B Kyle Seager

SS Corey Seager

LF Rajai Davis

CF Mika Trout

RF Carlos Gonzalez

UT Carlos Santana

BN Jabier Baez

BN Russell Martin

監督 Jay Bruce

SP Noah Syndergaard

SP Kenta Maeda

SP Jose Quintana

SP Danny Salazar

SP Lance McCullers Jr.

SP Matt Moore

RP AJ Ramos

RP Jim Johnson

RP Fernando Rodney

RP Brandon Kintzler

RP Kebin Siegrist

 こんな感じ。Bruceさんは我がチームの監督兼マスコット兼控え外野手です(笑)一番好きなMLB選手の一人なので、毎年彼を獲得して、ロースターを圧迫してもらってます。彼が出場することになったら、多分チームはピンチ。全体的にはこんな感じかなぁな野手陣とちょっと寂しい感じの投手陣。特にリリーフ。。。先発多めなのは先発餌にトレードを仕掛けるためであります。良いリリーフください。。。

 開けた瞬間Seager兄弟が両方いて焦ったりした(笑)弟はともかく兄貴はどうなのだろう。。。TroutとThorがいるのはまぁ悪くないね。Carpenterはたぶん3年連続3度目の獲得。いろんなポジションできるのがファンタジーでの良いところ。逆にFreemanは初の獲得。

 LFはUpton(弟)だったのだが、なんかアレなので、盗塁を見込んでRajaiに切り替え。あとはBaezが浮いてたのがありがたい。

 投手陣は本当なんつーかまぁ…。今年はちゃんと先発は回そうと思う。それだけで、多分違う。

 あと実はLFの控えがいないことに今気づいてしまった。。。えー。このメンツで誰もできないのか。Rajaiダメならどうしよ(笑)SeagerもTroutもBaezもBruceもCarpenterもLFできない設定かよ。。。

☆本日のおまけ その2

 そういえばマリオ帽子でお馴染みの元TBのAlex Torres、群馬ダイヤモンドペガサス入りとか。徳島の李学周とともにこちらも観に行きたいところ。