Rayを釣りたくて III

フロリダ沖に降り注ぐ栄光の光の中で舞い踊るトビエイを釣り上げる事を望むブログ。スポーツナビ+閉鎖に伴ってIIIとなって引っ越しました。旧記事で画像がほしい記事があればコメントいただければ、気づき次第対応します。

厳しい敗戦と内弁慶

 さて、今日はあっさり敗戦。Mooreはちょっと調子悪かったですね。最大のポイントはロバーツのHRで追いついたあとの3回裏。ラストバッターのアンディーノに打たれて、ハーディに勝ち越しツーランを許した場面。もちろん敬遠なんてのはする場面ではないのですが、追いついた直後はきっちりと抑えたい。Mooreはこういったもったいなさが目につきますね。内容は悪いばかりではないのですが。。。このあとTBは良い様に打たれまくって打線はElliotのHRで1点を返すのがやっと。

 それにしても今日の敗戦は痛かった。厳しい日程とPriceの軽度の故障が重なってますがまだまだPO戦線には残っているだけにしっかりと勝ち越していきたいところではあります。

 そしてアウェーで2HR。なんかNYY戦も含めてアウェーでは良くHRが出る印象があるんですよねー。

 ってな経緯で調べてみました。まずは勝敗。昨日まででホームは39勝32敗 勝率.549、アウェーで38勝31敗 勝率.551。まぁあんまり変わらないですね。合計すると77勝63敗 勝率.550です。

 いつものピタゴラス勝率にに放り込んでみると、587得点502失点で勝率.578想定でここまで本来は81勝してる計算と言う事でややピタゴラス通りには来ていない事がわかりますね。しかし点が取れないですね。140試合で587得点って。。。

 ここまで見るとあんまり内弁慶、外弁慶(ってあんまり言わないか)の傾向は見て取れないですね。今度はそれぞれに分けて見てみます。

 まずは打者成績

Home .225/.309/.366(OPS.674) 67HR 66SB 267R BABIP.267

Away .251/.321/.407(OPS.729) 74HR 55SB 320R BABIP.302

 まさかのアウェーの方が遥かに良い成績である点。試合数が少ないのにHRは+7本、つまりほぼ1割増しで本塁打が出ていて、得点に至っては+53得点1試合当たり0.7-0.8点多く取れている計算ですね。OPSも+.055となっています。原因はわかりませんがトロピカーナではTBの選手は全然打てないんですよねー。

 安易にBABIPに原因を求めたくは無いんですよねー、本当は。でもトロピカーナではみんな運が向いてこないでアウェーでは平均的な運である事がわかりますね。トロピカーナでも運が良ければ良いのですが…。それともトロピカーナは何らかの影響で打ちにくいんですかね??

 続いて投手成績を見てみましょう。

Home .218/.286/.332(OPS.618) BB199 SO658 235R 50HR BABIP.278

Away .237/.306/.387(OPS.693) BB202 SO512 267R 74HR BABIP.275

 これまた、ホームでは驚異的に打ててない事がわかります。なんですか?被OPS.618って…。被出塁率も.286しか無く訳わからん数字ですよね。トロピカーナではまさか統一球を使用なんて…事は無いですね(笑)驚くべきはその奪三振数でアウェーでは512個に対しホームでは658個。実に1.3倍のペースで三振を奪っています。と言うかホームでの1試合の奪三振数の平均(≠K/9)は9.27。まぁほぼイニングに1個の三振を奪っている計算です。また、HR数もホームでは50本に対しアウェーではほぼ1.5倍の74HR。やっぱりトロピカーナはHRも出にくい球場なんですね。そして投手陣はとんだ内弁慶ですね。

 そしてBABIPに関して、投手陣はホームとアウェーでの違いは出ていませんので、どうも打者はホームで運が向いてないと考えられるのではないでしょうか。もったいないですね。もっとも投手陣が良すぎるだけだと言う考え方もできますが。

 最後にやっぱりピタゴラス勝率に放り込んでみましょう。まずはホーム。267得点235失点で.563想定。大体合ってますが本来は40勝程度しているはず。そしてアウェーでは320得点267失点で.590想定。大体40.7勝程度している想定ですね。まぁどちらもやや勝ち星が少ないとの結果ですね。

 それにしてもこうしてみるとTBの投手陣がハンパじゃないのかと言う気がしますし、トロピカーナオークランドコロシアムやセーフコの様な打者地獄ができてきた様にも感じます。せめて普通の攻撃力があれば今年はALEでぶっちぎってたのにな…。ってな感じでガンバRays!!!